先日「テシマ デリ&スクール」で開かれた、武富勝彦さんの「手前味噌教室」の
様子をお知らせします。
武富勝彦さんは、葦の堆肥を使った循環型農法による古代米作りが
イタリアのスローフード協会に認められ、2002年、日本人として初めて
「食のノーベル賞」といわれる「スローフード大賞」を受賞された、
食のスペシャリストです。
今年屋久島にオープン予定の「交響農園 屋久島センバスビレッジ」の
古代米フィールドでも、スローフード大賞を受賞したオーガニック栽培で
古代米が育てられます。オープンが楽しみです^^(詳しくはこちらまで)
イベント当日は、14名の参加者の皆様と一緒に「食と健康のお話」を
聞きました。そして、ランチは古代米入りご飯と、武富さん仕込みの味噌を
使ったお味噌汁、焼き野菜の黒糖味噌田楽、菜の花の黒糖きび酢味噌和え、
菊芋の味噌漬け。きび酢や黒糖との相性もバッチリです♪
さまざまな場所で愛情を込めて生産された作物が、美味しいご飯になって
テーブルに集まりました。
味は言うまでもありません^^ 素朴な中にも安心していただける優しい味です♪
そして、いよいよ味噌作りです。
武富さんが5時間かけて蒸しあげてくださった大豆(一般的には茹でた大豆を
使用することが多いそうです)に、にがり成分の少ない身体に優しい塩等、
武富さん厳選の材料で作りました。
「美味しくなーれ♪」と気持ちを込めて…。
皆さん、とても楽しそうです。手作りした味噌を大切にお持ち帰り
いただきました。
発酵した味噌には生きた乳酸菌や酵母がたくさん含まれます。
ご飯が真ん中にある日本の伝統食、味噌は毎日使う食材です。
私たちの健康は、毎日の食事に支えられています。美味しい味噌を
作ることは、「良い物をこれからの世代の子どもたちに残していきたい」と
願う、センバスの取り組みにもつながっていきます。
第2回「手前味噌教室」も開催予定ですが、詳細はホームページにて
お知らせさせていただきますので、ご期待ください^^