2014年3月アーカイブ

奄美群島の喜界島や加計呂麻島では

さとうきびの製糖作業がピークを迎えています。

 

今回は喜界島の『旬の黒砂糖』を作られている、杉俣紘二朗さんが

こなタイプの黒糖が出来るまでの画像を下さったのでご紹介します。

収穫したさとうきびを圧搾機にかけて搾り汁を抽出します。

丁寧に灰汁を取り除いていきます。

焦げ付かないように掻き混ぜながらじっくりと煮詰めていきます。

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攪拌機に入れて、時間をかけて空気を含ませていきます。

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するとだんだんと粉末に。

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最後はふるいにかけて、サラサラのこな黒糖の出来上がりです。

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昔ながらの製法で、手間暇かけて作られている「島のたからもの」の黒糖です。

まだまだ冷たい風が吹く日もありますが、温かい春はもうすぐそこですね。

今日はこの季節にぴったりのワークショップ、3月7日(金)に開催しました、

『手作り味噌と桜もちと焼き餅のワークショップ』の様子をご紹介します。

今回は3品手作りする充実のワークショップでした。

 

講師の手嶋法子さんのポイント説明を聞きながら、まずは味噌作りです。

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茹でて潰した大豆と麹と塩を、皆さまそれぞれの桶で混ぜ合わせます。

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「美味しくな~れ~」と思いを込めてしっかり混ぜ合わせ、

“手前味噌”の仕込みは終了。

あとはごご自宅で常温保存し熟成を待ちます。

保存する部屋の温度にもよりますが4~5ヶ月後には、

美味しい味噌になるそうです。楽しみですね!

 

次は黒糖で炊いた、こだわりの小豆餡で作る『桜もちと焼き餅』です。

黒糖で炊いた甘みがとても上品な小豆餡

この餡を桜色のもち米で包み、塩漬けした桜の葉でくるみます。

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可愛らしい春のお菓子が完成です♪

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桜の葉のお塩味と、上品な甘さの餡のハーモニーが最高に美味しいです!

 

最後は焼き餅です。

外側がパリッ!中はふわふわで感動の美味しさでした~。

しかもフライパンで焼けるというお手軽さ!

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この焼き餅、福岡のあの有名な学問の神様にお参りした時に、

思わず買ってしまう有名なあのお餅にそっくりですね(笑)

 

「小豆餡を手作りしたことがない」と言われるお客様もいらっしゃったのですが、

前日からの下準備も要らない小豆餡の作り方を見て

『意外と簡単なのね~』と言われていました。

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黒糖で炊いた小豆餡は、さっぱりとした甘みで、

何個でも食べられる美味しさです^^

 

お彼岸ももうすぐですね。

今年は手作りの桜もち、焼き餅に挑戦されてみてはいかがでしょうか。

 

思えば3年前のちょうど今頃も、手作り味噌のワークショップを開催しました。

その準備をしていた時に飛び込んできた、東日本大震災のニュース。

時間ごと伝わってくる甚大な被害状況に足が震えました。

そして今日、3月11日で東日本大震災から3年になります。

私たちに出来ることはささやかかもしれませんが、

たとえささやかなことであっても、これからも私たちに出来ることを考え、

子供たちへ安心して引き継いでもらえる日本になるように

出来ることをやり続けていけたらと思います。

 

あらためて被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

 

 

 

 

 

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