今回は、屋久島に、毎月出張しているスタッフYからの報告です^^
毎月お仕事で屋久島に行かせて頂いていますが、今回たまたま、年に1回だけ開催される
「屋久島 食の文化祭~行事食の伝承講座~」の日に重なり、なんと参加させて頂くことが
出来ました!!
いつもとってもお世話になっている、『農家民宿 山ノ瀬』のお母さんが誘って下さって、
突然だったのに、しかも途中から、参加させていただくことが出来ました。
山ノ瀬のお母さん、本当にありがとうございました!!
飛び入り参加にも関わらず、ご参加の皆さまがすごく気さくに声をかけて下さって、感激でした。
しかも、ちゃっかり試食までご一緒させて頂いて…皆さま、ありがとうございました^^。
…で、肝心の講座の内容ですが、
↑ どうろ菓子(ろうろう菓子)…もち粉と黒糖で作ったもの。
水分が多く、作る途中どろどろしているので「どーろ」団子^^。
↑ こじき団子…もち粉とからいもなどで作ったもの。
昔、臼で米を「こづいて」粉にして作っていたことから、「こづき」がなまって
「こじき」になったそうです。
↑ ろうそく団子…もち米粉と水のみで作った生地を、細長く包み、蒸したもの。
ろうそくの形に整えることから「ろうそく団子」と呼ばれているそうです。
ケンチャン(精進料理)…ゆでたそうめんと、根菜やシイタケなどの野菜を、
油で炒めたもの。
↑ この4品を教わりました。
どれも素朴な、とっても懐かしい味わいで、美味しかったです!^^
今回途中からの参加でちょっと残念でしたので、またタイミングが合えば、
次回はぜひ、最初から参加できたらいいなと思います!
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スタッフYから見せてもらった「食の文化祭」の資料によれば、伝統行事の「行事食」は
「自然界の神々への信仰」や、「農事」とも結びついているだけでなく、節目の時期に
身体に栄養と休息を与え、季節の変わり目を賢く乗り切る「食の知恵」でもあったそうです。
「行事食」を生活に取り入れることで、子どもたちに食べ物や、自分を取り巻く自然、
季節の変化に関心を持たせる機会が増えるように思います。
年に1回このような講座を開き、「行事食」の伝統文化を、大切に守り受け継いでいる
屋久島の方々は、本当に素晴らしいですよね。
私たちも見習っていかなければ、と思います。