今回は、福岡市南区大橋にあるアンテナショップ、テシマ デリ&スクールで
開催した、子ども料理教室の様子をご紹介したいと思います。
いつも料理教室の当日の朝、八百屋さんに並んでいる野菜を見て、
その日の料理教室のメニューを決めるという講師の手嶋法子さん。
「今日は、朝掘りの筍が段ボール1箱に25本も入って800円だったのよー、
だから今日は筍!たけのこは、竹の旬って書いて筍って読むんだよ・・・」
こんな楽しそうな子どもたちとの会話から、お料理教室が始まりました。
今回は、今が旬の筍と、木の芽を使って『筍の木の芽味噌和え』を作りました。
山椒の若葉、木の芽と筍。同じ時期に採れる食材と食材は相性が抜群です。
これを和食の専門用語で「出逢いもの」と言います。
なんだか和食の心って素敵ですね。
朝採りの小ぶりの筍をオーブンで焼いて、まずは塩とオリーブオイルで頂きます。
子どもたちって本当に可愛いんですよ~♪こんな風に木の芽を並べていました^^
木の芽みそは、小さな葉だけを摘んで、すり鉢でよくすり潰し、
日本酒、黒糖、味噌を加えて味を調えます。
すり鉢を使って木の芽をすり潰していく子ども達。
「早く代わって~!」とすり鉢はいつも大人気。手つきも決まってますネ!楽しそうです^^
『筍の木の芽味噌和え』を前にして、最初は独特の香りに、食わず嫌い気味な子ども達でしたが、
「高級料亭の味よ!」と手嶋法子さんの一言をきっかけに、
一口食べると、あとはあっという間に完食でした(笑)
普段から子ども料理教室で大切にしている「旬のものを食べること」「自分で作ること」が、
子どもたちの味覚を育て、好き嫌いも吹き飛ばしてしまうのでしょうネ♪
山菜が美味しい季節です。是非お試しください。